これが伊豆の赤イカ。
初物だと一杯1kg程度で
4000円程度の競値がつきます。
当店の塩辛は素材に赤イカを使っています。 この赤イカ、正式和名はケンサキイカといいます。 イカの中でも大変美味な品種とされ、 イカの女王と呼ぶにふさわしいでしょう。
ただ、通常塩辛にするのはスルメイカという場合が殆どです。 機会があれば、市販品の塩辛の原料を見てみてください。 大部分はスルメイカが原料になっています。 というのも、ケンサキイカはキモ(=イカの内臓。塩辛のタレは、 キモが主な原料です)が少なく、身は美味なのですが塩辛には 向かないのです。そこで、当店の塩辛は、身はケンサキイカを、 キモにはスルメイカを用いています。
天然のミネラルをたっぷりと含み、
人体にも自然になじみます。
こだわっているのはイカだけではありません。 当店では、神津島とは伊豆諸島のご近所さん、大島で作られた塩を 利用しています。現在、日本で流通している大部分の塩は工業的に 生産された精製塩。しかし、これでは海の味を十分に引き出すことが できません。一方、大島で生産されている塩は、海水をくみ上げ、 これを太陽光と風の力で濃縮しています。
当店の塩辛は正に海の恵みが詰め込まれているのです。
島で太陽を浴びて大事に
育てられた新鮮な実が使われます。
当店の塩辛とは切っても切れない存在、それが島唐辛子。 島唐辛子は普通の唐辛子よりもかなり小ぶりなのですが、 山椒は小粒でもピリリと辛い、といいう諺があるように、 強烈な辛さと、それと同時に旨みを持った唐辛子です。
また、唐辛子といえばカプサイシン。発汗を促し、新陳代謝を活発にさせるので ダイエットにも効果があります。 当店では、この島唐辛子を、神津島で自家栽培しています。 島唐辛子は熟しきらないうちは緑色で、熟すと赤色になり、それぞれ違う風味をもっています。 そこで緑と赤の実をミックスして使用。 このため、辛さも単調ではなく幅が出るんですね。
丸金の塩辛はこれらの要素が組み合わさって生まれてきます。
ぱくっ!
「塩辛ってなんだか生臭くって・・・ちょっと苦手」
→当店の塩辛は、生臭さが消えるように作っております。通常、塩辛の臭みを消すために 柚子を用いる場合がありますが、この場合は柚子の癖が強く出てしまいます。そこで、当店では柚子を用いず、 独自の製法で作ることにより、塩辛本来の風味を醸しながら生臭さを消しております。
「塩辛を食べると口の中にイカの皮が残るのがなんだか嫌で・・・」
→確かに、口の中に皮が残るのって嫌ですよね。なんだか飲み込むにはためらわれるし、かといって噛み切れないし。でも、当店の塩辛なら大丈夫。余分な皮は剥いでありますので、口の中でイカのぷっくりとしつつ、とろける様な食感を味わった後は皮にわずらわされずに、余韻を楽しめます。
「塩辛は好きだけど、普通の塩辛ならスーパーで買えばいいし・・・」
→これは一理あります。通販だと送料もかかるし、支払方法によっては手数料もかかります。おまけに、当店の塩辛は量の割りに値段もなんだか高いです。けれど、丸金の塩辛はちょっと普通じゃありません。イカには高級な赤イカを使用。島唐辛子を配合してピリッとおいしくなっています。一般流通品には無いこの味、一度試してみてはいかが?
はふっ!もぐっ!んぐっ!
店長が塩辛を食べてレポートしてみました